幼児のゲーム依存を防ぐルールをメタ分析してみました。
というのも、習い事に行くと個人的には衝撃なのですが、ママたちはおしゃべりしている間、子供を静かにさせるために
ゲームをやらせている人がほとんどです。
短時間でしたらいいのかもしれませんが、けっこう異様な光景で、先日眼科に行った時も、ほとんどの人がスマホのゲームやらせていて
「これでいいのだろうか...確かに楽だけど...」と思ってしまいました。
と、同時に私自身も矛盾した考えで
「ゲームを作る側(プログラミングをする人)になってほしいし、最先端の技術に触れてほしいから、
早いうちにゲームを知って、やる側からの卒業を」
とは思っています。プログラミングはゲームから学ぶというところもあると考えます。
ですので早いうちにゲームに触れさせたいという思いもあります。
さて、ではどういうルールをもって、スマホ等のゲームに触れさせるのがバランスとして良いのでしょうか?
そのへんは論文もあるようですので調べてみました。
メリットはゲーム依存で時間を無駄にすることはなかったってところ。
メリットを享受しつつ、ゲームと共存する視点が僕は重要だと思うわけですよ
目次
\ 40スクール以上メタ分析して出した /
結論
編集 採用企業による評価1位⇒ RUNTEQ コスパ1位⇒ LESLTO チームで1つのゴール1位⇒ DMM WEBCAMP 短期で転職1位⇒ GEEK JOB
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幼児のゲーム依存
幼児のゲーム依存の恐ろしさ。
誰でも何かしらに依存しますし、いわゆる「ハマる」ということで人生を楽しんだりしますが
依存症は、日常生活に支障をきたす状態のレベルになることを指します。
依存症に陥ると以下の症状が表れます。
- 睡眠障害のような症状。いつも眠たそうだと注意
- ちなみにWHOが定義する「ゲーム障害」は以下の項目が12カ月継続する場合を指します。
- ゲーム(をするしない)のコントロールができない
- 他の生活上の関心事や日常の活動よりもゲームを選ぶほど、ゲームを優先する
- 問題が起きているが、ゲームを続ける、またはより多くゲームをする
- ゲーム行動パターンは重症で、個人、家族、社会、教育、職業やほかの重症な機能分野において著しい障害を引き越している
- この四項目が12か月以上続く場合のことを指します。
そう、ゲーム障害はかなり深刻なところまで来ていること。くるみはオーバーだよ、習い事で20分30分ゲームしてるくらいなら問題ないよ。まあ家でもずっとやってたら問題だけど
気になったニュースもピックアップ。大人ですが。
韓国ゲーム中毒深刻化 殺人も http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/korea_south/ #yjfc_korea_south
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 22, 2010
【ゲーム中毒を招く3つの欲求】ゲームの中毒性について、米の専門家がメカニズムを探る。中毒に陥るのは人間が持つ3つの欲求を満たしてくれるからだと指摘。 https://t.co/uknBYPrTQV
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 30, 2016
依存症の恐ろしさについては、パターンはどれも同じで、「ドーパミン」がキーワードとなります。
様々な論文解説でもすでに情報があふれているように、それを考えるだけでドーパミンが出て、やめられなくなることです。依存と聞くと自分と関係ないと思う人は多いですが、
多くの人は砂糖依存しているし、たばこ、酒、一定のサイト、等への依存はあるものです。もちろん、数学に対する依存、みたいな人は、数学にハマり素晴らしい実績を残すわけですので
「ドーパミン」は悪者ではなく、「いかにコントロールするか」というのが
現代の論文で言われているところの着地点かと思います。そして、「コントロールできなくなっている」状態になると危ないわけです。
幼児のゲーム依存を防ぐルール
ゲーム依存を防ぐルールに関して、WHOの見解も含め調べましたが
「これをやっておけば絶対大丈夫!」というものはありません。人間はロボットじゃないので、何かをやれば100%OK!なんてことはありません。
子供の特性も違いますし、本田翼とか芸能人で休みの日は10時間くらいゲームやっている人も珍しくなく
他で成功しているわけですので「人によっては多少の依存OK」みたいなことも言えるわけであります。ですので、正解はありません。
が、多くの人の意見を総合した上で私として以下の結論を出しました。まずは親が依存していないこと
子供は無意識レベルで親の真似をします。
口癖や怒り方がママそっくりですし、やれと言ってなくとも、パパが毎日筋トレやってたら勝手にやり始めます。
ですのでゲームに関して、親が適切なゲームをしていれば子供も真似をします。
まずは両親ともに、ゲームと適切な距離であるか確認しましょう。
もしもパパがゲーム依存の人なら、依存と戦うパパを見せるしかないね...知り合いにゲーム依存のパパがいるよこれは大前提であり、最悪これでOKとさえ私は思います。
以下に続きますが、あまりにルールルール!と神経質に子供を抑圧することで
かえってゲームへの欲望が膨らんだり、おかしくなることはありますので
よほど異常でなければこれだけでも良いかと。睡眠に影響しないルールを作る
- 寝る2時間前にはスマホ・TV・PCはお終い
- 寝る時のスマホは寝室以外のところで充電。例:玄関
- 寝る前2時間はスマホやテレビ、ゲームは見ないというルールは科学的にも大事だと言われています。
(注:30分・1時間等諸説は一応ありますが...)スマホ画面などの光により、人を休眠や睡眠に誘う「メラトニン」というホルモンが出にくくなり
睡眠障害に関係してきますので、これは当たり前に守ることをおすすめします。ちなみに僕も自分で、ブルーライト眼鏡を20時以降つけるようにしてなるべくスマホを見ないようにしたら、睡眠アプリの数字的には2~5%の睡眠の質の改善が見られた。(サンプル数1だけど)
劇的ではないけどこの積み重ねは大事だからねえこれも親が見本見せないとだよね。僕寝る前にイメトレでyoutube見たいんだけどなあ...趣味の分散
ゲームのプロになるわけでないなら、趣味の分散で他にハマるものもあると良いでしょう。
「暇」とか「ストレス発散」、それがゲームに結び付く場合は、「逃げる」=「ゲーム」になり
それがドーパミンと結びつき強化されると危険です。趣味が分散されることにより、ゲームとの適切な距離になるのではないでしょうか。
ゲームは部屋に置かない
これも「初期でそれが当たり前の状態にする」ことが大事ですが
ゲーム機はリビングなど家族全員触れるところに置くようにした方が、適切な距離を置けます。もし、もう既に個人部屋に置いた場合、強制的に辞めさせるといろいろと問題も起こるでしょうから
そこはうまくやるか、継続して別の対策をとる必要があるでしょう。ゲーム時間を記録する
既にゲーム依存になりそうな状態で、本人も問題だと感じている場合
「記録をとる」ということは非常にいい手段であります。依存症になりかけの人に「完全禁止」をするとおかしくなり歯車が狂いますが
「自分でコントロールできるようになる」ようにすることを目的にした方がうまく行きやすいです。実際、私は「お酒」に関して、飲んだ日飲まなかった日を記録し
「飲んでいい日」を定期的に作ることを続けているうちに
3日に1回お酒を飲む、という現在のペースが当たり前になりました。そうです、お酒を完全にコントロールできるようになったのです。
本人が問題だと感じている場合は、「やっていい日」等を自分で決めさせたうえで
「自分でコントロールするために記録をする」ように仕向けるといいです。まとめ
いかがでしょうか。
香川県でゲーム禁止法が成立したのが記憶に新しく今でも議論が絶えませんね。【香川 ゲーム1日1h条例が成立】https://t.co/Cziv28CJP0
「ネット・ゲーム依存症対策条例」が18日、香川県議会で可決、成立した。「ゲーム時間は1日60分」などと家庭内で守るルールの目安を規定。罰則はないが、努力義務として求める。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 18, 2020
禁止すると、それが適正の子から奪う形となるので批判が出るのもうなづけます。
結局、適正も見た上で、各家庭が柔軟で最適な形をとることが望ましいのでしょう。また、初期対応も大事で、上記の「ゲームはリビングで」「親のゲームとの距離・態度」も非常に重要です。
現在ではプロゲーマーも認知されてきているので、適正が高い子にはたくさんやらせていいのでしょうけれど
それはプロ野球選手と同じで0.1%以下の確率なので、多くの子が適切な距離が必要です。我が家もうまくできますように....とりあえず初期対応は成功しています。